ウォーレン・バフェット氏、米経済はリセッション、銀行は今後も住宅問題により圧迫

ウォーレン・バフェット氏、米経済はリセッション、銀行は今後も住宅問題により圧迫

2008年05月05日(Mon)
ウォーレン・バフェット氏、米経済はリセッション、銀行は今後も住宅問題により圧迫
 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は4日、米経済はリセッション(景気後退)にあるとの見方を示した。4日の記者会見で語った。

 前日には、同氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート)(BRKb.N: 株価, 企業情報, レポート)の年次株主総会が当地で開催され、過去最多の3万1000人が参加した。

 米商務省が4月30日に発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比プラス0.6%となったが、これについてバフェット氏は、米国の人口も同時に増加しており、実質のGDP伸び率はこれより低いと指摘。また、この統計が米経済成長の収縮を示していないとしても、人々そのように感じている、と述べた。

 同氏は「米経済はわたしの定義するリセッションの状況にある」とし「わたしは、個人が3カ月、6カ月あるいは8カ月前に比べて順調にやっていない状況、企業についても同様のことがいえる状況をリセッションと定義する」と述べた。

 また同氏は、住宅問題が銀行の決算を「今後数年間にわたり」圧迫すると指摘。銀行が抱える巨額の損失と評価損の計上は「決して」終わっていないとし、「一段の痛みを経験することは間違いない」と語った。


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