今週の見通し・株式 決算見極め個別物色
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2008年04月20日(Sun)
今週の見通し・株式 決算見極め個別物色
今週の株式相場は主要企業の決算内容を見極めた上で個別物色が強まる展開か。3月期決算の発表内容に敏感な地合いは続くが、相場をけん引する買い主体は見当たらず物色対象は限られそう。足元の株価上昇ピッチの速さに対する警戒感も出始めている。戻り待ちの売りも出やすく上値は重いとの見方もある。
前週(14―18日)は日経平均株価が週間で152円(1.1%)上昇した。米企業決算で市場予想を上回る内容が相次ぎ不安心理がやや後退。買い戻しが主導し、18日終値は2月29日以来の高値水準となった。前週末のシカゴ市場で日経平均先物6月物の清算値は大証終値を大幅に上回った。週初は買い先行で始まる公算が大きい。 25日のホンダなど、今週後半から主要企業の決算発表が本格化する。前週に2009年3月期の減益見通しが伝わったトヨタ自動車や新日本製鉄の株価が翌日に上昇したことで「円高や原材料高による今期の業績悪化はある程度織り込んだ」との声もある。 ただ「前期実績が従来予想に届かないなどの悪化ぶりが明らかになれば、先行きが一段と嫌気される可能性がある」(野村証券の松浦寿雄ストラテジスト)。投資家の反応についての見方は分かれる。 好決算が材料となって買いが入っても、相場全体を押し上げるには力不足との指摘がある。企業業績の悪化に対する警戒感から、国内機関投資家は例年以上に慎重姿勢だ。東京証券取引所第1部の売買代金は2兆円を下回る日も目立つ。関連銘柄を先回り買いする動きもあまり見られず物色対象は限られそうだ。 15日以来の急ピッチの上昇に対する警戒感も出始めている。日経平均は25日移動平均を5%以上プラスに乖離(かいり)すると上値を抑えられる展開が続いている。東証1部の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って算出する騰落レシオ(25日移動平均)は18日時点で約114%と「買われすぎ」を示す120%に接近。過熱感を指摘する声もある。
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